2006.2.5 京都拾得 「青の時間」 |
シャナヒーの「実は初めてLive in 京都」 アイリッシュバンド、Butter dogsとのジョイントという形で実現しました。 場所は、名前はよく聞く「拾得」。風邪をひいて下見に行けないまま当日を迎えてしまいましたが、酒蔵を改造したというライブスペースは、音響もしっかりしていて、情緒たっぷり、いい感じのお店です。 今回、ジョイントのセッティングの関係で、シャナヒーは後半の出演になったので、先にリハをさせていただいたのですが、案の定、楽器が多いのでマイクチェックだけで異常に時間がかかるシャナヒー。Butter dogsのリハがほとんど出来なくなってしまい、いきなりゴメンなさいm(_ _)m 雪が舞う、非常に寒い京都でしたが、会場もほどよく満員となり、 そして始まったButter dogsのライブ。 ![]() フィドルが抜けてトリオになったButter dogsは、アイリッシュ・フルートはたおさんの個性が全面に出た、非常にカッコいいサウンド。 エフェクターを仕込んだり、純粋なアイリッシュに留まらない彼らの音楽の方向性は、個人的にも共感が持て、メンバーもノリノリで聴いていました。 はたおさんのフルートはもとより、トシさんのバゥロン技はやっぱりすごい。 ゲンタさんの息の合ったギターとのドライブ感あふれる演奏は、シャナヒーにとっても非常に刺激になりました。 |
![]() 最近衣装を新調されたというはたおさん。 それぞれ好きな衣装でと決めたら、こんな感じになったそう。 シャナヒー以上にバラバラ・・・、いや、テイストが個性的(^^;) 普通アイリッシュバンドだと普段着って人が多いけれど、衣装があるのは見ていてとても楽しい。 |
そして後半はシャナヒー。 前半のButter dogsを聴いているうちに、いつになく緊張しつつ(私だけ?)バタフライ。 最初のMCで少し緊張していたら、会場から「シャナヒー好き!」(だったかな?)と大きなかけ声。 で、一気に緊張感がほぐれました。どうもありがとう! ![]() お店の方に無理言って撮影を頼んだのですが、写していただいた位置からは、aki、miwako、namiが写らず・・・でも後ろにちゃんとおりますので(^^;) さて、会場で発表しましたように、今回からフィドルのmidoriが新たにシャナヒーのメンバーとして加わりました!!わ〜い(^0^)/ ![]() 長い間フィドル無しでやっていた分、メンバーの嬉しさもひとしお。これから、どうぞよろしく♪ 彼女は本当に音楽への愛を感じるフィドラーで、その演奏にはファンも多く、私も後ろで弾いていてとても楽しい気持ちになれました。今後シャナヒーの音がどんな風に進化するか、楽しみです。 実は、Butter dogsのはたおさん、トシさんとmidoriは、かつてアイリッシュバンド・クラックで共に活動していた仲なのでジョイント曲の練習でもさすがに息ピッタリ。そのためか、2度の合同練習は非常に楽しいひとときとなりました。 |
![]() 今回のヘッドリーはお話つきで。 久しぶりに語り部になったNoriko。 だけど、当日の朝に頼んだので、暗記が大変だったらしい。(ご、ごめん、、以後気をつけます・・) |
そして、1年ぶりのグルブランドとグルビョルグ。 今回はじめてこの曲を弾いたmidoriのフィドルは、今までのグルグルの中で一番パワーがあって盛り上がったのではないでしょうか。 いつもはこの曲でバタンキュー・・・だったのですが、今回のラストはもうひとふんばりして、「てぃんさぐぬ花」で締めくくることにしました。 前回より波の音、小鳥の声がより本物になるように工夫してみましたが、いかがだったでしょうか。 今回、PAチェックでピアノに仕込まれてるマイクが耳障りだったので、ゲインを上げてオフマイクで拾った代わりに、モニターをあきらめなくてはならなかったので、舞台上でお互いの音が聞こえ難かった面がありましたが、会場変わればいろいろな事が起こります。何があってもいつもの感覚で弾くことが大事だな〜なんて思いました。 ![]() |
<今回のプログラム> Butterfly 帰ってきたジョニー 月の庭 スコティッシュ・リール SWAN ヘッドリーとおばあさん(お話と音楽) グルブランドとグルビョルグ てぃんさぐぬ花 |
そして最後はお待ちかね、バタードッグス&シャナヒーのジョイント。 この小さな舞台によく9人も乗れたな〜という状態。 リハでは「舞台の方が人口密度高いかも」なんて言っていたトシさん。 誰も落っこちずに乗れてよかった(笑) 最後はオーケストラ並みの迫力でした・・自分の音が聞こえないくらい(汗)・・・とにかく楽しかったです♪ ![]() 演奏した曲目は O'Carolan's Draught Siuil a Ruin Bach Banshee Toss the feathers Drowsy Maggie Musical priest |
後日、私が「てぃんさぐの時、歌に聞き惚れてしまって自分入るの忘れたのが、最大の汚点やった〜!」と嘆いていたら、メンバーに「最大の汚点はメンバー紹介忘れたことでしょ」とすかさず突っ込まれた。 そうだった、はたおさんにメンバー紹介、CD紹介をさせてしまったのでした。。スミマセン。 寒い中、遠くまで聴きにきてくださった皆様、拾得のお世話になった皆様、本当にありがとうございました。 後日ライブ映像を少しだけUPできたらと思っています、少々お待ちくださいね。 シャナヒーはしばらく自主ライブはお休みにして(小さなライブやイベントはあるかもしれませんが)、CD製作のための曲作りを始めたいと思っています。 また新曲と共にライブでお目にかかれましたら嬉しいです。 次回もどうぞ宜しくお願いいたします! |
by Nami |
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